問題解決能力(２)

　パワハラで辞めた職員は、問題解決に向かえば明るい気持ちになれたであろう。

　だが、それができなかった。上司によるパワハラは、解決を試みてもあとを引く可能性が高いので対処が難しい。

　ただそれでも解決を図ろうとしなければ、明るい気持ちになれないのも事実だ。問題解決能力が、生きる上で必須のスキルと言われるのはそのためだろう。

　私のような老人でも、問題解決能力の必要性を日々実感する。人にとって最も要求される課題なのだと思う。