定住しない選択(2)

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那覇市国際通り

 あちこち移住すると、先々で仕事を見つけるのがたいへんである。

 まず、仕事を転々として来た人間は訳ありのようで信用されないし、学歴や職歴の効果もほぼなくなる。したがって、あちこち転々とすればするほど生活するのが厳しくなり、それなりの覚悟をしなければならない。

 それでも定住しない選択をして来たのは、一度はみ出したら元に戻れないということもあるが、自由な感じが何とも貴重で楽しくに思えたからである。ただ、いつまでもフラフラしていないで、いい加減根を下ろしたが良いとも思う。が、それにはずっとそこに居る魅力がないと難しい気がする。

 もっとも、今後は老いとの関係で定住を決めることになるかもしれない。でも、そのときは年貢の納め時と思って少しがっかりするだろう。

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