我らの暮らし

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国場川

 我らの暮らしは、貯えも少ないし、将来のことを考えれば不安でいっぱいになる。

 だから、早く対策を考えなければならないが、老人が実際にやれることは限られる。かといって何もしないではいられないので、自分ができる範囲で少しでも力をつけようとする。

 でも、努力をしたところで、果たして将来においてそれが本当に役立つか分からない。むしろ、役に立たない可能性が高いだろう。だが、それでも何もしないと、やはり自分が情けなく思えてしまう。

 だから、周りから見たらムダなことをしているように見えるだろうが、わずかな進歩を喜びとして頑張ることに価値があると思うしかない。

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