老人になると、夢や希望、やりたいことや願いなどを失って行く。それらが、次第に実現不可能になることが分かるからだ。
夢などを失っていくと、だんだん生きて行くことがつまらなくなるが、そう思いながら生きるのはやはり辛い。でも、生きるのが辛いから死ぬときに残念がらずに済むのかもしれない。そういう意味で、人間(生き物)は良くできている。最後は諦めが人を救ってくれる。
ただ、長い老後がつまらなさに溢れていてはやってられない。だからいろいろ足掻くことになるが、それが老後の課題なんだと思う。
何をして足掻くかは人による。人それぞれでよいので、結構自由なのだ。そして、その自由さの中で、同時に人生の帳尻合わせをすることになる。
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