このまま高齢化が進めば、それとともに更に少子化、人口減少、単身家庭が増えることになる。
そうなると、夫婦関係、親子関係、地域の関係も変化せざるを得なくなる。例えば、夫婦は2人が仲良ければいいというのでなくなるだろうし、親子は老後を見てもらうことを期待できるケースが減るだろう。地域も、従来のコミュニティ―社会はすっかり壊れてしまうだろう。
一方、老人数だけが増えて、しかもまだ元気な老人がいるのにやることがない社会になって行く。それらをどうやって総合的に問題解決を図るかが、今後の課題になって行くだろう。
だから、元気な老人を少子化、人口減少、単身家庭の問題を解決する担い手にする必要が出て来る。つまり、元気な老人が核となる新しい型のコミュニティを国や自治体が作ることになるだろう。
コメント