以前は、老人の課題は老化を遅らせることだと思っていた。
だが、いざ老人になってみると、老化を遅らせてもその価値がなければ意味がないと思うようになった。つまり、前提問題として長生きをする価値があるのでなければ、老化を遅らせる意味があまりない。
そして、長生きをする価値があれば、長生きをしようとして積極的にその方法を考えるようになるだろう。だから、老化を考えるときにその順番が逆なのである。
これは、重要なことだと思う。まず、生き甲斐がある老後があるようにしたが良い。でも、個人ではなかなか生き甲斐を見つけにくいので、老人が働けるようなワークシェアの仕組みを作ることが必要だと思う。
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