私は社会性があまりない人間だが、老人になってようやく、人は社会つまり人と接してなければならないと思うようになった。
無論、人と接しても良いことばかりではない。嫌な思いをすることもあるし、少々努力しても関係がうまく行かないことも多い。そして、そういう経験が重なると、次第に人と接しなくなりがちだ。
だが、それでもあえて接しようとしてはじめて、人と接することのメリットが出てくる。
その変化を知らなかったから、私はずっと社会性がなかったんだと思う。老人になると、自から行動しない限り、人と接する機会が減ってしまう。人と接しないと、老後がつまらなくなってしまう。
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