老人の特権(1)

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 日本では、控えめで受け身の姿勢の人がウケる。だから、上の者は自分に従わない下の者を冷たく扱うようになる。

 自由さやはみ出すことを認めると、才能を発揮する人が出て来やすくなるが、一方で不真面目さや粗雑さもある程度認めざるを得なくなる。日本人は不真面目さなどを嫌うので、大人しい人を評価するのである。

 どちらの考えが社会の発展に有利かというと、ここ30年の日本の状況を見ると、IT化が進んだ社会では自由さなどを認める方が良さそうだ。

 でも、社会や人の考えは簡単には変わらない。特に組織に所属している人は、その縛りがあるので反逆が難しい。立場的にそれが可能なのは、子供と老人である。特に老人は失うものがないから、その特権を活かして、不条理なことに対し反逆を試みたらいいと思う。

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