福祉の仕事をしていると、いわゆる勝ち組や負け組の原因はかなりの部分が環境や遺伝によるものだと感じる。
つまり本人がとても努力したとしても、それすら環境や遺伝による部分があって、そんなに自慢できるものでないから、逆に努力しないでもさほど落ち込む必要はないと思う。
であれば、成し遂げたものに天と地ほどの差があっても、人としての格差に大きな隔たりがあるのは酷だろう。
人は往々にして自分より劣ったものに対して残酷で冷たいが、それは本人が努力していない証拠でもある。老人でそういう人を見ると残念な気がする。
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