老人が働くこと(3)

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 老人が雇われの身では、本当にやりたいと思うような仕事はまず見つからない。やってもいいと思えるようならば、いい仕事があったと喜んで良いくらいだ。やりたくないなあと思うのが、普通である。

 やってもいいと思う仕事でも、実際に老人が雇用される可能性はほとんどない。だから、相当レベルを下げて、「やってもいい」を判断することになる。

 一般に何が老人雇用のネックになるかというと、年齢が上なので扱いにくいからだと思う。実際に働いている老人を見ると、真面目にやっている人が多いのであまり問題ないだろう。ただ、動作が緩慢なのが、雇う側からすると不満かなと思う。

 だから、扱いにくさや動作が鈍いところが問題になりにくい仕事だったら、老人は使えると思う。ただ、普通はいろんなリスクを考えて、結局は若い人を雇うことになるのはやむを得ないだろう。だから、老人の雇用を促進する政策が必要だろうと思う。

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