思い出

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 楽しい思い出は、日々の生活の中でほとんど思い出すこともなく、そういう意味で実際にはさほど価値がないのかもしれない。

 それに対して嫌な思い出は、気が弱くなるとそぞろ悔しさとともに湧いて出るので、負の作用を持つ。

 これは、日々の生活に十分な満足を得ていない証拠であり、拙いことであろう。

 楽しい思い出は、死が間近に迫ったときに出て来て欲しいが、嫌な思い出は現在も将来もあまり出て来て欲しくない。だから、なるべくせわしくしていたい。

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