不肖の息子

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 ブログを書いていると、時々自分の両親が老人だった頃のことを思い出す。

 私は、ず~っとバカなことばかり仕出かす息子だったので、両親には最後まで多くの心配を掛けた。だから彼らは私に対して、おそらく怒りや悲しみと愛情が入り混じった気持ちだったと思う。

 それに不肖の息子を持ったことで、彼らは自分自身を情けなく感じたに違いない。私のために自己否定を余儀なくされ、彼らが人生に消極的になってしまったのではないかと思うと、罪深いことをしたと思う。

 ゆえにせめて、私が自分の残りの人生に消極的にならないようにすることでその埋め合わせをしたいと考えないとやるせない。

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