知り合いの老人と会うと、「こんにちは」や「おはようございます」の後は、たいてい天気の話になる。
それから別の話に移って行くのだが、なぜ手紙の時候のあいさつみたいに天気の話をするのか、面白いなあと思った。
思うに、天気の話はよかったら話しませんかという気持ちの表明であり、そのための導入句なのだろう。いきなり本題に入るのは、性急過ぎて不自然なのだ。 もちろん、天気の次にどっちかが話題をふらないと会話はそこまでとなるが、、、。
つまり、若い人の「元気?」とかと同じなのだが、元気という言葉は老人にとってやや禁句なのだろう。
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