2 対 1

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那覇市 龍柱

 妻と息子は性格が似ているが、私は2人と全然違う。真反対と言ってよいくらいだ。だから、以前は家族で何か話をしていると、2人はだいたい同意見で、ステレオで私をやり込めて来た。しかも2人とも口達者だから、ひどい目に会った。

 こうした状況に、以前は悔しい思いをしたこともあり、現に私のことをかわいそうに思う人もいるくらいだ。

 だけど今は、この2対1の状況を喜ぶべきことだと思っている。それは、身体の特徴とかと同じで受け入れるしかないことであり、また私の不出来をなじってくれるありがたい存在だと思うからだ。

 そう思うようになってから、この2対1の関係が微妙に変化して来ている。おそらく私がこうした状況を受け入れたことで、対立が弱まったのだろう。

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