幸福度

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 老人になると、貧富の差のことを切実に考える人がいる。金持ちは日頃の生活ぶりを話できるが、貧しい人は話すことがあまりないので、気持ちは分かる。

 確かに、若いうちは貧富の差があっても、まだ逆転があると思っているが、老人になるとそれがないことがはっきりして体に応える。

 世の中には、「勝ち組、負け組」という品のない言葉があって人を簡単に二分するが、老人の実際の生活は、お金があってもその幸福度の差はそれほどでない。幸福感にはいろんな要素があるのだ。

 金持ちであることは、他人から見て羨ましく見えるところに価値があり、他の部分はお金で補えないものが多いので、あまり差がなくなるのだと思う。

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