日本人の健康寿命が短いことは、きわめてショッキングな話だ。不幸な長い老後があることは、深刻に受け止める必要があるだろう。
健康寿命が短いのは、人生を楽しむとか前向きに考えようとしない日本人の特性に原因があるそうだ。そのため老人になると、愚痴や昔話ばかりするようになって、そういう不健康な状態が10年ほど続くという。
幸せホルモンが出ない状況を自分で作り出し、恨み言などで周囲も不幸にしてしまう訳で、平均寿命が長いことがかえって災いする。
日本人は、保守的な生き方をする人が多いが、そのツケが老後に回って来る。若い頃に保守的でも、老人になったら挑戦的になれれば良いが、そうも行かないのだ。
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