パート

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那覇市 新都心公園(1)

 ここ数年体調があまり良くない。それでもパートタイムで働いているのは、1年半ほど前にひどい病気になったからだ。その時、「一生働けないかもしれない、もう一度何でもいいから働きたい」と痛切に思った。

 ただ、特別な技能もないので、単純な労務の働き口しかなかった。それでも最初は見知らぬ世界で新鮮さがあってよかったが、管理者の基本姿勢を聞いて、心に刺さるものが何もないので喜びが半減した。

 やっと就いた仕事だし、決まったときは嬉しくて震えたことも覚えている。だが、心から満足し得ないことが続くのは、やはり辛いものがある。

 何でもいいから働きたいという気持ちは、何でも良くはないに変わってしまった。今は、最後に一度でいいから本当の仕事がしたいと思っている。

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